電子ピアノからアップライトピアノに切り替えた生徒さん🎵(小3のAちゃん)
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本日は、春先に電子ピアノからアップライトピアノに切り替えされた、小学3年生のAちゃんについて記したいと思います🎵
Aちゃんは、年長さんの冬にレッスンをスタートされました。
入会時に、楽器を購入されるにあたりまして、アップライトピアノと電子ピアノの違いを私から丁寧にご説明させてもらいましたが。
検討された末に、電子ピアノをご用意されレッスンも丸2年が過ぎようとしたこの春。
電子ピアノからアップライトピアノへ、切り替え購入されました。
Aちゃんは、レッスンスタートした頃から理解力があり。
ピアノを弾きながら、体が揺れるほど🙂 歌心があるお子さんでした。
Aちゃんだけではなく、どの生徒さんにもピアノから様々な音色を引き出すための弾き方や音の聴き方を、導入時から丁寧に指導させて頂いております私にとって。
レッスンにて、グランドピアノで弾き方や音の鳴り方をお教えし覚えたことを、
お家のピアノで反復練習をするにあたりまして。
どんな弾き方をしても、プログラムされた音が出る電子ピアノは。
日々の練習の質や、練習による上達度がどうしても生ピアノ「アコースティックピアノ」で練習するより劣ってしまいます。
理解力があり、練習をきちんとする生徒さんほど、この矛盾ともどかしさを早い時点で生徒さん自身も感じますし、指導者としても悩ましい問題なのです。
このあたりのご説明を、きちんと入会時に生徒さん親子に出来る限り違いをお話するのも、指導者としての責任だと感じています。
安易に電子ピアノでも問題ないですよと言われる指導者さんがいるとしたら、それは生徒さんにとって無責任ではないかと、辛口ですが思います。
違いをご説明した上で、住居環境や家庭事情で電子ピアノに決められたご家庭も複数おられますが。
それは致し方ないことですし、レッスンにおいて違いを理解した上でお家の電子ピアノではこんな風に気を付けて練習してね!と、練習時の工夫を出来るだけさせて頂いております。
かく言うAちゃんも、小学2年生時にピティナコンペティション(コンクール)を受けた辺りで。
日々の電子ピアノの練習では、なかなか音を作るというレベルの練習が不足して困られておられ。
コンクール間近は、楽器店の練習室を借りてグランドピアノで練習を重ねておられました。
そんな経験の末に、小学3年生になったこの春。
アコースティックのアップライトピアノへの切り替えを、決断されたのです。
中古ピアノでしたので、ピアノの選定の際は、微力ですが私もAちゃんご家族に同行致しまして🙂
何台もあるピアノを、片っ端からAちゃんと一緒に弾いてみたり。
1台ごとに、ピアノの状態を楽器店の方に聞いてみたり。
Aちゃんの気に入った音色のピアノが見つかるお手伝いを、させて頂きました😋
今までも生徒さんが、ピアノ購入の選定をされる際は。
可能な限り、一緒に行きお手伝いさせてもらってきました。
アップライトピアノが来てから半年ほど過ぎましたAちゃんの様子ですが🎵
それまで以上に、出せる音色の種類が多彩になりましたし。
何より音を聴き分ける、質の良い耳が付いてきたように思います🎵
当然Aちゃんの弾く演奏は、魅力が増し素敵な演奏をされる3年生さんです🙂
お母様も、お父様も。
Aちゃんのピアノをよく応援なさって下さいますし、Aちゃんの弾くピアノの誰よりファンな様子が伺えます🎵
先日のレッスンにて、Aちゃんとお母様にアップライトピアノに切り替えて、半年たって感想を聞いてみましたので、下記コメントを載せさせてもらいます😊
Aちゃん ・・・先生のグランドピアノとお家のアップライトピアノは、前の電子ピアノより音の違いが少なくなりました🎵
電子ピアノの時は、お家では出来ていても、先生のグランドピアノを弾くとスカスカの音になってしまい困っていました。 今はそのストレスがなくなりました😊
Aちゃんのお母様・・・アップライトピアノになって、お家で聴く練習での娘の音が、綺麗になったので聞いていて気分が良いです🎵
練習の仕方も良くなったと感じます🙂
前の環境(電子ピアノ)に戻ることは、考えられません!
アップライトピアノに切り替えて、本当に良かったです🎵
今回の記事やAちゃん親子のお話が、これからピアノを習う方や、楽器を準備される方の参考になれば嬉しいです🙂